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■親から虐待された100名の本がYahoo!ニュース1位




 親から虐待された100名が書いた本『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』(Create Media編/dZERO刊/1800円+税)を取材した読売新聞の記事がYahoo!ニュースに転載され、ニュース総合でアクセスランキング1位を記録しました(※上の画像)。

 子ども虐待は、20年前よりは確実に日本人の間で関心を高めており、全国の児童相談所へ寄せられる虐待相談の件数は増え続け、速報値で年間12万件を突破しています。
 それだけ関心が高まっているからこそ、Yahoo!ニュースでも総合1位のアクセスになったのでしょう。

 新聞・テレビ・雑誌・webマガジンなどのメディア関係者は、web上のキラー・コンテンツになる記事・番組として「子ども虐待」や『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』に寄稿した方々を取材してほしいです。

 プレスリリースは、コチラにあります。
 さらにくわしい情報は、このブログ記事にあります。


 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』は、制作資金をサポート購入寄付で募っているため、初版部数が少ないです。

 早く確実に入手したい方には、以下の順序でお願いします(※9月25日時点)。

① サポート購入
 10冊から購入受付。10月2日発送(※9月30日まで受付)  http://letters-to-parents.blogspot.jp/2017/02/blog-post_1.html
② 10月2日に出版社のdZEROのページで購入
 1冊から注文できます。
 
③ お早めに最寄りの書店で予約
 10月4日~店に到着予定・受取

 書店の関係者の方で、予約注文をされる場合は、出版社のdZEROのリンクをご参照ください。
http://dze.ro/bookstore

 Yahoo!ニュース総合1位になったのも追い風となり、日に日に全国の書店さまから2~3ケタの注文が相次いでいます。
 ただ、「悩ましい緊急事態」も起きています。
 なるべくお早めに予約・注文されるよう、お願い申し上げます。

 なお、編著者のCreate Media(今一生)は、この本の販促を兼ねて、「虐待防止」の全国ツアーとして各地へ講演会に出向きます。
 すでにメール予約が始まっています。
 お住いのエリアをクリックし、日時・場所をご確認の上、お早めにご予約ください。

10月 7日(土) 神戸
10月 8日(日) 大津
10月 9日(祝) 大阪
10月20日(金) 札幌 
10月21日(土) 函館
10月28日(土) 八王子
●10月29日(日) 名古屋
11月11日(土) 福岡
11月30日(木) 新宿

 あなたの住む街に今一生を招きたい方は、下記の記事をご参照ください。
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/07/zenkoku-tour2017.html


 2017年内までは、ノーギャラで講演依頼に応じてます。
 2018年以後は、病院や大学、学会やNPO、自治体などの主催による講演会にお招きいただきたいです。


●『日本一醜い親への手紙』を読まれたら、感想の拡散を!

 手紙採用者、先払い購入者、そのほか関係者などには、すでに本が届いていると思います。
 この本を読まれたら、ご感想をfacebookやtwitter、LINEやブログなどに書いてくださるとうれしいです(※感想&体験の掲示板も新設しました)。

 できましたら、以下の画像のように、お手元の本の表紙をスマホで写メを撮影し、ブログ記事と一緒に紹介してもらえると、ありがたいです。
(※Facebookやtwitterに書かれる際は、ハッシュタグ#親への手紙をつけてください)


 というのも、(20年前にも同様の誤解があったのですが)『日本一醜い親への手紙』を読みもしないのに、この本の内容を「親への恨みごと」とか「遅れてきた反抗期」などと勘違いする人たちが少なからずいるからです。

 この手紙本は、これまで親側から一方的に大きな声で語られてきた子育てのあり方を180度見直すものです。
 「育てる側」ではなく、「育てられる側」の権利として書かれたものです。

 親から虐待された子ども自身が、親に「何をされたのか」(何をされなかったのか)を明かし、愛されなかった痛み、傷つけられたつらさを告白し、愛を求めることを断念し、親と決別する決意表明をすることで、虐待の長い苦しみから生き延びてきた誇りにようやく気づき、自立していこうとする現実が描かれています。

 そうした「小さな声」が100通の束になり、「虐待とは何か」「自立とは何か」を浮き彫りにしているのが、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』なのです。
 だから、この本を読み終えると、読み始める前の重苦しい印象とは異なり、不思議な爽快感すら覚える人もいるでしょう。

 この本の表紙には、広い海の上をたった一羽で飛んでゆくかもめが描かれています。
 これは現代日本を代表する画家・岡野博さんの作品。
 岡野さんの作品には、鳥がたくさん登場します。

 体力も経済力も世間知もない無力な子どもの頃に、実の親からとんでもない虐待を受けた100名が、苦しみの中から「それでも生きていくんだ」と意志を表明し、家の外へ飛翔する時、それを「恨みごと」や「反抗期」で片付けるのは、命に対する侮辱です。

 2016年、日本小児科学会は、虐待で死亡した可能性のある15歳未満の子どもが全国で年間約350人に上るとの推計を初めて発表しました。
 つまり、日本では1日に1人の子どもが親に殺されている計算になります。

 『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』に収録された手紙の執筆者100名は、その虐待から生き延びたサバイバー(生還者)であり、生き残れたからこそ虐待の深刻さを言葉にすることができたのです(※twitterで「#親への手紙」を参照)

 しかし、彼らが自分で自分に起きたことを言葉にするまで、「自分に起きたことは虐待なのか?」という不安がぬぐえず、「本当に他人に知らせていいのかな?」という恐れも感じ、「親を悪く言う自分がひどい人間なのではないか?」と何度も自分自身を責めたことを、僕は多くのAC(アダルトチルドレン)への取材から察しています。

 実の親から虐待され続けるというつらい記憶やトラウマ、フラッシュバックと戦いながら、長い時を経てようやく今回の「親への手紙」を書くことができた彼らの勇気を、編著者の僕は真っ先に賞賛したい。

 そして、この本を読んだ方が、「あれ? 自分も虐待されていたんだ!」と気づきはじめる時、この国に本当の民主主義が生まれるかもしれません。

 日本政府は、これまでずっと、子どもの人権を大事にしてきませんでした。
 子どもを虐待してしまう親も、その人自身が子どもの頃に虐待されても、唇を噛みしめることしかできず、その悔しさを内に秘めたまま、家を出た後はその悔しさを忘れるように生きてきたのかもしれません。

 虐待の深刻さを知ることによって、自己評価が低い国民性や、子育てに苦労させる社会の仕組みを変えようとしない主権者意識のなさが、親を「逆らってはいけない神聖なもの」として盲信させる家父長制の文化の名残りと、2人までの親に独占的に子どもを支配させる親権制度によって作られたものだということにも思い当たるかもしれません。

 自分が切実に困っている時、自分を困らせる社会の仕組みを変える権利をもっている主体として自覚できるようになるには、子どもの頃から自分の生命や生活の安全が守られることを権利として主張できる教育が必要です。
 子どもの人権を守ることは、誰もがこの社会の仕組みを生きやすいものへ変えていいという権利意識を育て、政治家や企業経営者など「社会の仕組みを作り出す人たち」に注文をつけられる人を増やします。

 つまり、子ども虐待を解決し、子どもの人権を守ることは、もっと生きやすい社会を作り出す責任者としての自覚を促し、単なる数合わせではない民主主義マインドを導くのです。

 貧富の格差が広がり、貧困化する人が増えれば、お金持ちにとってのみ都合の良い社会の仕組みがはびこることになりかねません。
 貧しくなることは、労働に時間を奪われ、自分を苦しめる社会の仕組みがどうなっているかを学べなかったり、投票を動機づけられなくなる恐れが高まるということ。

 それでも、どんな社会を生きたいかは、あなた自身が判断していいのです。 
 どんな人でも、自分のほしい社会を求め、作り出してもいいのです。
 それが常識になる時代を引き寄せるため、『日本一醜い親への手紙 そんな親なら捨てちゃえば?』を作りました。
 読まれたら、感想をこの掲示板にお寄せください。

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