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■動物を救える商品・仕組みは今、たくさんある!

 動物虐待や殺処分など、動物福祉に関する問題はたくさんある。
 だから、少しでも解決したいという気持ちをもち、仕事としてきちんと取り組む人も増えている。
 それは、商品・サービスの形として消費者=市民に提供される。
 そこで、今回はそうした「動物を救う」さまざまな商品を紹介してみたい。


 真っ先に紹介したいのは、誰もが手に取りやすい本だ。
 1996年に発売されて、ロングセラーになっている『子どもたちが動物を救う101の方法』イングリッド・ニューカーク ・著、JAVA翻訳チーム/新泉社)では、わかりやすく救う方法が描かれている。

 表題の通り、子どもができることから始めれば、大人になる頃には動物にやさしい社会を作り出す人が増えていくだろう。
 本の出版とは、新しい文化を創り出す仕事。
 人間が、人間を含むすべての動物を生きやすくするための知恵をシェアするための文化を築くために、出版というビジネスはある。

 次に紹介したいのは、社会貢献活動に共感していることを示すアイテムだ。

 車、バイクやヘルメットはもちろん、スマートフォン、小物などにも貼れるミニサイズステッカーだが、売上の一部はNPO法人アニマルレフュージ関西(略称アーク)に寄付される。


 アークは1990年、現在のアーク代表であるエリザベス・オリバーによって設立された。

 オリバーは、イギリスから英語の教師として来日していたが、傷ついた動物たちを見るたびに友達と救助していた。
 1995年の阪神淡路大震災があった一年間には、被災地から来た600匹を越える動物に対応しなければならなかった。

 こうした活動実績を積み重ね、2008年にはRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)の協会員として日本で初めて認定された(公式サイトより)。

 こうした商品の収益の一部を、動物福祉に充てる事例は増えている。

 白クマラーメンは、食品商品企画のノースユナイテッド社が企画し、即席めん製造の藤原製麺が開発・生産を行い、20108月から販売が開始された。
 この商品はコーズブランド(寄付付き商品)であり、売り上げの一部(1袋につき3円)が円山動物園に寄付される。

 ノースユナイテッド社は、201211月に「円山動物園の認知向上・運営・発展に貢献した」として札幌市から感謝状を贈られた。
 同社では、円山動物園白クマラーメン公式ページを設け、ラーメンで全国の動物園や水族館を応援する商品をネット上で販売している。

 「動物たちとのふれあいが子供たちが動物を愛する原体験となることで心を育て、地域の動物園を応援するため」に寄付付き商品の企画開発を全国の動物園と協力して進めているという。

 他にも、NPO法人東京キャットガーディアンズは、「猫の保護活動支援シール」を販売している。
 この収益は、同NPOが続けている猫の殺処分からの保護活動費に使われる。
 同NPOの代表・山本葉子さんは、共著で猫を助ける仕事 保護猫カフェ、猫付きシェアハウス』 (光文社新書) という本も書いているので、ぜひ読んでみてほしい。

 犬については、ONE LOVE というドネーションプロジェクトもあり、ONE LOVE Shoppingオリジナルグッズは、売り上げの5%が犬の保護団体への寄付に充てられ、新しい“家族”が見つかるまでの犬たちの「医療費」や「食費」などになるという。
 この商品には、iPhoneハードカバーから犬とのお散歩グッズなどまで豊富な品ぞろえになっている。

 同様の仕組みは、「INUTO」というネット通販サイトでも実施している。
 こちらは、商品代金から5%を動物のためのオンライン寄付サイト「アニマル・ドネーション」へ寄付している。



 愛犬と楽しめるリゾートホテル「ウブドの森」が取り組んでいる殺処分撲滅プロジェクトでは、飼い主が愛犬の“ベストショット”をマグカップなどにプリントし、世界に1つしかない愛犬のオリジナルグッズを制作。
 代金の半額をONE LOVEプロジェクトを通じて動物保護団体へ寄付するという。

 他にも、希望者が500円(ワンコイン)を支払って飼主の方の犬のお散歩に参加しいっしょにお散歩体験を楽しむと動物愛護団体への寄付になるONE COINや、要らない服やバッグなどのブランド品をブランディアに売ると500円がONE LOVEプロジェクトを通じて動物保護団体に寄付される「りぼんBOXという仕組みもある。

 仕事が忙しいから、犬猫に関わってられない。
 そんな人でも上記のような仕組みで寄付や買い物をするという手はある。
 でも、もっと仕事の中に動物を組み込むと、そのこと自体が自分自身の収益を向上させる仕組みも続々と作られている。

 東京都・下北沢にあるコワーキングスペースBUSHITSUシモキタザワ」は、猫限定で運営スタッフを募集している。飼い主の勤務中や外出中に猫を預かり、その間に運営スタッフとして主に接客業務を担当してもらう予定だそうだ。

 貴志駅(和歌山県紀の川市)にすみついた「たま駅長」だけでなく、猫は昔から「招き猫」として商売繁盛のシンボルだった。
 最近では、全国の「老犬ホーム」「老猫ホーム」「老犬介護」「老猫介護」「里親探し」「ペットホテル」に関する業者および関連する情報を掲載した「老犬ホーム・老猫ホーム・介護ネット」というホームページもある。
 動物と人間は本来、「一緒に仕事をして暮らしていくパートナー」なのだ。

 昨年度、神奈川県が(一部エリアを除いて)「殺処分ゼロ」を達成した。
 動物を守り、育て、共に生きていく仕組みは、もっと作れる。
 これも、動物のためであると同時に、人間自身のためだ。
 一方的な支援ではなく、「共に生きよう」と思えば、仕組みは作り出せる。
 そんな社会貢献を始めてみたい方は、ぜひ相談してみてほしい。

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