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■地方から事業拡大を図るなら、本を出版しよう

 本を出版するだけで、田舎では一大事のように思われてしまう。
 僕にとって本を執筆・編集するのは日常的な仕事なのに、「すごいね」と言われてしまうのだ。

 しかし、どんな仕事も、他の業界から見れば、魔法使いのような技術だ。
 サササッーと似顔絵を描けてしまうイラストレーターも、僕から見れば魔法だし、同じ食材なのにあっという間に旨い料理に仕上げてしまう料理人も、魔法使いだ。

 もちろん、それぞれの仕事には、その魔法のような技術を習得するのに年月がかかる。
 逆に言えば、年月さえかければ、プロになれる可能性はあるってことだ。
 教えてもらえるチャンスがあれば、商品・サービスとして価値あるものを生み出せる。

 僕は25歳から、雑誌記事の執筆を皮切りに、書籍の執筆・編集を中心とした仕事をしてきた。
 25歳以前は、出版業界とは無縁の「ただの素人」だったわけだ。
 その素人が半年も経たずに執筆だけでプロとしてまともに食えるようになれたのは、編集者のおおかげだ。

 編集者とは、文章を書く人自身に「どんな価値ある経験や知識、人脈、スキルなどがあるか」を掘り起こし、そこから商品になりうる価値を抽出する仕事だ。

 「自分には大した価値は無い」と思い込んでる人は、日本人では珍しくない。
 しかし、ゆっくりその人の履歴を尋ねていくと、驚かされることが必ずある。
 その人にとって「大した価値は無い」と思ってる当たり前のことの中から、本人自身が過小評価してる価値が豊かに掘り起こされるのだ。

 だから、誰でもその価値を丁寧に描いていけば、商品になる「最初の一冊」を出版することは難しくない。
 そこで、本気で自著を出版したい人を対象に、商品価値になる原稿にまで仕上げるお手伝いをしようと考え、Skype(or電話)とメールによる「出版コンサル」を始めてる。

 お問い合わせや見積もりは無料なので、気軽に始め、東京の有名出版社から本を出せた人が少しずつ出てきた。

 この「出版コンサル」では、最初から原稿があってもいいし、無くてもいい。
 このサービスでは、最初にどんな内容の本を書きたいのかを尋ね、その内容が誰にとって価値あるものなのかを話し合いの中から明確に定義づけ、その想定読者にとってニーズの強い要素を執筆者自身が蓄積してきた経験や知識、スキルなどから掘り起こしていく。

 そして、仮の目次を作り、目次に並べた見出しそれぞれに文章量を先に決めてしまう。
 そうすることで、必要以上に書きすぎないことにし、なるだけ短期間で必要な文章をそろえ、本1冊のボリュームを書き上げてから、不足がちな価値(資料や図版など)を足したり、無駄な文章を削ったり、なるだけわかりやすく表現に変える作業を施す。

 もちろん、編集作業をサービスごとに小分けにした料金メニューもあるので、試しに原稿チェックだけを頼まれることもある。
 執筆者にとってはマイペースで作業を進められるので、仕事を持ちながらでも続けられる。

 このように、執筆者と二人三脚で原稿を作っていき、しっかりと仕上げ、いざ出版社に企画が通って、その本が全国の書店やAmazonなどのオンラインショップに並んだ時の喜びはひとしおだ。


(※上記は、社会起業家自身が書いた本。僕が編集したものではありません)

●事業拡大したい地方の経営者ほど、本を出す意味がある

 前述したように、本を出すと、田舎ほど驚かれる。

 それが、東京の出版社から発売されていれば、それだけで信頼の担保にもなる。
 本は、地方在住の経営者が他のエリアへ事業拡大していく際に有効なアイテムになるのだ。
(もちろん、都市・郊外に進出していく際も、取引先を調達するのに便利だ)

 「俺のブログを見てくれ」とか、「このチラシを読んで」と言っても、多くの人は振り向かない。
 だが、本を渡されれば、にわかには捨てにくいし、興味を持って読んでくれることも期待できる。

 これは、オンラインショップを運営している場合も同様だ。
 SNSからECサイトへ誘導する際も、サイトへの信頼度やそこで陳列される商品に対する印象が変わってくる。

 だから僕は、本を出すメリットをくわしく紹介し、商品価値の保証された原稿を仕上げた後には、東京の出版社に売り込む際のノウハウまで具体的に教えている。
 ただし、本気で自分の本を書きたい人だけに限定し、有料サービスを提供している。
 そうでないと、教えられる時間の中で作業効率の良い編集や執筆になりにくいからだ。

 さらに言えば、NPOや、ソーシャルビジネスを手がけるNPOなどの事業体(社会企業家)については、すべての編集作業をワンパッケージにした格安料金で受注している。

 深刻な社会的課題を解決できる画期的な仕組みを生み出し、既に成果を出している事業活動なら、多くの人々に知ってほしいからだ。
 だから、原稿をこれから書く個人・法人も歓迎だし、本が出版された後に本を広報戦略のアイテムとして最大限に活用する方法もわかりやすく教えるアフターサービスもつけている。

 東京にある大手出版社は、関東近県の事業体にしか目配りができていない。
 だから、前述した図版のように東京周辺の社会起業家の著者が多い。
 それは、地方での優れた事業活動を知らないからだ。

 現時点で文章が下手でも、苦手でも構わない。
 挑戦したい方からのお問い合わせには、気軽に応えたい。
(※この出版コンサルサービスは、期間限定。新規の受注を予告なく終わることがあります)

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